2026-03

ひとりごと

「灰色」という在り方

少しだけみすぼらしくありながら、穢れのない心で居続けたイスタリ。彼の名はガンダルフ。アマンではオローリンと呼ばれた。中つ国に降り立った彼の姿は、灰色に身を包み、髪も髭もボサボサだった。そんな彼はバルログとの死闘の末、地に横たわった。だが、息...
深淵を語る

あの指輪に惹かれた日

もし手に入れられるならと願っていた「力の指輪」。映画を見ていた子供の頃、私はあの指輪の飾らない美しさと、どこか神秘的な雰囲気に強く惹かれていた。そう思ったのは私だけではない。中つ国に生きた多くの者たちが、この指輪に心を奪われた。人間の王イシ...
考察

閉ざされた王 ― スランドゥイルという父

心のままにあることは、実に素晴らしいことである。自分の心を大切にすることは、時に苦しみを伴うことがあっても、人生に彩りを与えてくれる。しかし、それは振り切りすぎれば、時として孤独を招くこともある。その姿を思い起こさせる人物がいる。闇の森の王...
考察

心のままにある緑葉の祖先

緑葉ことレゴラスの衝動的な姿勢は、過酷な旅において欠かせない要素だった。しかし、衝動性が高いエルフは彼だけではない。私の大好きなフェアノールも、彼の異母弟 フィンゴルフィンもそうと言える。だが、もう一人、この人物もそうではないだろうか。それ...
考察

王子様は考えるより行動派?

そもそも、私が語り部になったら絶対に語りたい人物がいた。それは、闇の森の王の息子で、旅の仲間としてフロドを支えた者の一人。彼の名はレゴラス。緑葉の名に相応しいしなやかな身のこなしと美しさは、映画を見た私を虜にした。そう、彼が指輪物語の世界に...