エルフの話が続くが、今日は少し軽いところから語りたい。
その一つとして、忘れてはならないのは、彼らが作る食糧の一つ「レンバス」だ。
「指輪物語」にはこう記してある。
食べものの大部分が非常に薄い焼き菓子の形をしていて、それは外側がうすいとび色に焼け、中がクリーム色をしており、あら碾きの粉でできていました。
「指輪物語 旅の仲間」の「さらばローリエン」より
いわゆるパンみたいなものか、と最初は思ったが、いざ映画でそれが登場すると、それは堅く焼かれた大きなビスケットのようだった。
まあ、仮にパンだったとしたら保存食には向かないだろうから、ビスケットの方が正解か。
そして、同じ保存食でも、堅パンや乾パンほど堅いものではなさそうだ。
食べている様子を見る限り、歯が折れそうな類いではないし、むしろかなりパサパサしていそう。
それ以上に気になるのは、味。
甘いのかしょっぱいのか、はたまた違う味がするのか。
いずれにしても、ギムリが夢中になって一つ食べてしまうぐらいなので、それはとびきり美味しいに違いない。
ネットで見てみると、再現レシピもあるようだ。
作ってみたい気もするが、私は、エルフが作るところを見てみたい気はする。
確か、レンバスは女性が作ると聞いている。
あのしなやかで美しい手でこねられたレンバスは、きっと、言葉で言い表せないほど美しい味がするのだろう。



コメント